検査を受けた方の体験談
BrainSuiteの検査を通して感じた「人生100年時代の歩み方」
IT企業の経営をメインに、沖縄に息づく伝統工芸を未来に残すためのサポート、サトウキビからの繊維開発、アパレルサービス事業推進など、実に8種類もの名刺を持つという小渡さん。
日々多忙を極めるなか、BrainSuiteの検査を通して感じた「人生100年時代の歩み方」を聞かせていただきました。
現在の生活について
Q. 多様なお仕事を抱えていらっしゃいますが、ご経歴を簡単に教えてください。
沖縄の地域資源の活性化や、どうイノベーションを起こしていくかという観点から、自社のIT技術を用いてさまざまな地場産業やプロダクトと連携しています。
もともと投資銀行で資金調達業務に携わっていたこともあり、ボトルネック解消のためのアドバイスやソリューション提供なども行います。
複数のプロジェクトを並行していますので、僕の脳みそは常に活発に動いてくれていると思います(笑)。
Q. 普段の食事やお酒などの嗜好をお聞かせください。
料理が好きなので、家では僕が調理を担当しています。
テイクアウトすることもありますが、どうしても栄養が偏るので、家で作る時には栄養バランスを考えて作っています。
お酒は強いほうですが、現在は缶ビール1本を週に3日程度。今は子どもが小さいので、基本的に飲み会には行きません。
喫煙習慣はありません。
Q. 運動習慣はいかがでしょうか。
子どもを抱っこするのが一番カロリーを使う運動だと思っています(笑)。
あとは毎日の犬の散歩を1日2回、朝に子どもを送った後と、夜は家族みんなが寝た後に。合計1−2時間は歩いています。
他の運動もやりたいとは思うものの、なかなか時間が取りにくいですね。
Q. ご自身の健康意識をどのように分析されますか。
健康意識は高いほうだと思っているのですが……睡眠という部分では点数が低いかもしれません。
睡眠時間は平均して1日4時間くらい。
睡眠が短いことを自覚しているので、この2年ほどスマートリングを使用して自分の睡眠状況をチェックしています。
疲れすぎているからか、だいたい1分前後で入眠していたり、レム睡眠は短めなのですが深い睡眠は取れていたりするようです。
だから3〜4時間の睡眠でもパフォーマンスは出せているんだな、と興味深く見ています。
BrainSuiteの検査を受けたきっかけ
Q. BrainSuiteを受けてみようと思った理由をお聞かせください。
ITに携わる者として、BrainSuiteのテクノロジーにはもともと関心がありました。
ロンジェヴィティ(longevity /長寿)、ウェルビーイング(well-being /心身の健康と幸福)といったキーワードは沖縄でも重視されています。
スマートリングもそうですが、ヘルステックは実際に体験してみないとわからないというのが僕の行動パターンにあるため、機会を作ろうと思い立ちました。
Q. 脳の疾患に対する不安を抱いたことはありますか。
祖父が脳溢血でしばらく半身不随になったことがあったり、父が脳出血を起こしたりもして、家系的に高血圧になりやすいのだろうな、と感じたことはあります。
そうなると、7時間以上の睡眠を取らないと血管が修復されないのでは、なるべく睡眠は取らないと……とは思いました。
アルツハイマーなどの認知症患者は僕の近親者にはいないのですが、友人関係で認知機能の低下が見られる方はいらっしゃり、周囲の大変さを感じています。
実際にBrainSuiteの検査を受けてみて
Q. 検査を受ける病院・クリニックはどう選択されましたか。
仕事のついでに受検したいと思い、滞在拠点の近くにある施設を探しました。
予約は電話でスムーズに取ることができ、ありがたかったです。
Q. 検査前の不安や懸念はありましたか。
特にはありませんでした。
MRIはよく耳にする検査ですし、これまでMRIを受けたことはなかったのですが、不安よりは興味のほうが勝っていました。
Q. BrainSuiteはどのような流れで進められましたか。
指定された時間に施設へ伺い、問診票に記入後、検査着に着替えてMRIに臨みました。
撮影自体は15分くらいだと思います。
また「のうKNOW」という脳のパフォーマンスチェックツールもご案内いただいたので、後日インターネットで受けました。
これも15分ほどでした。
Q. 検査時の感想をお聞かせください。
一般的な脳ドックだとMRIに50分ほどかかると聞いたことがあったので、とても短時間で終了したという印象です。
「のうKNOW」に関しても非常にやりやすいテストで、脳のパフォーマンスを測るにはこういう視点からチェックするんだ、と興味深く体験しました。
結果確認・フォローアップについて
Q. 結果はいかがでしたか。
検査結果は1週間後くらいにメールで受け取りました。
結果は想定していたより悪いわけでもなく、海馬のサイズも同性・同世代の平均値に近いものでした。
可もなく不可もないのは「可」だと思っていますが(笑)、睡眠を除いては健康的な生活をしているつもりなので、まずはこの生活を維持しようと思います。
Q. 結果レポートやMyPageについて、どのような印象を受けましたか。
レポートに「海馬は育つ」というメッセージがありましたが、脳は収縮する一方だと思っていたので、40代からでも回復するとは知らず驚きました。
また東北大学による研究の裏付けがあるという点も信頼感を持てました。
MyPageは最初にMRI画像が表示され、ダイレクトでわかりやすいと感じました。
今後2回目、3回目と受けていった場合にどんなページ構成になるのか気になるところです。
また読み物や動画などのコンテンツはどれも興味を惹かれるものでした。
Q. オンライン相談もご利用いただきましたが、どんなアドバイスがありましたか。
結果レポートを受けて、30分ほどのオンライン面談でした。
そこまで悪い結果ではなかったこともあり、今の時点ではこのままで良いのですが、運動習慣としては息が切れる程度の有酸素運動を20、30分継続すると良いと教えていただきました。
Q. BrainSuite一連のサービスを振り返り、お感じになったことをお聞かせください。
人生100年時代といわれるなか、健康に歳を重ねていかないと、せっかく長寿でも人生を楽しめないですよね。
健康に関心が高まっていく世の中において、認知症は非常に注目度が高く、身近な疾患だと思います。
BrainSuiteのように脳の状態を可視化できるのは非常にいいサービスだと感じました。
こういう脳の検査は一度受検して終わりではなく、定期的にモニタリングしていく必要があるものだと理解していますので、今後も検査を受けたいと思います。
沖縄も含め、検査できる場所が増えることを期待しています。