検査を受けた方の体験談
BrainSuiteの検査を親子で受けた感想
セールスイネーブルメント(営業部門の人材育成)の仕事に邁進しながらも、8歳になる娘さんとの時間も大切にする真理子さん。その様子を見守り、陰ながら支えるお母様の和子さん。お互いを気に掛けるなかで、今回はお二人で一緒にBrainSuiteの検査を受けていただきました。
現在の生活について
Q.標準的な1日の過ごし方を教えてください。
真理子さん:
朝はだいたい6時半頃に起きて、在宅勤務の日であれば30分ほどラグリー(フィットネス・トレーニング)の動画を見ながら体を動かし、シャワーを浴びてから8時半くらいには仕事をスタートします。昼食は合間で取れたら……という感じですね。
できる限り18時台には仕事を一区切りつけて、夕食の支度や家事をします。娘を寝かせた後の21時過ぎには少し仕事に戻ることも多いですが、23〜24時の間には就寝するようにしています。
和子さん:
私は5〜6時頃に起床し、猫の世話や朝食の支度、家事など。たまに友人とランチに出かけることもありますが、あとはお買い物へ行ったり、掃除したり、庭のお手入れをして過ごしています。
夜は23時までにはベッドに入って、本を読みながら眠るという感じです。
Q. 普段の食事やお酒などの嗜好をお聞かせください。
真理子さん:
昼食は仕事のタイミングによって取れない日や、合間にデスクで簡単に済ませてしまう日が多いですが、夕食はできる限り家で作ります。
日本食が好きですね。なるべく野菜を摂るようにはしていますが、無理はしません。ケーキも食べますし、お肉も食べます。どちらかといえばお魚のほうが好き、というくらいでしょうか。
お酒は週に2〜3回、喫煙習慣はありません。
和子さん:
基本的に自炊で、野菜を多く摂るようにしています。
最近は少し体重が減っていたので、バランスよくしっかり食べるよう気をつけています。
Q. 運動習慣はいかがでしょうか。
真理子さん:
以前はそれほど意識していなかったのですが、コロナ禍であまりにも体を動かしていないと感じ、朝のトレーニングを始めました。
出社が多い週は難しい場合もありますが、週3〜5回は体を動かしています。
和子さん:
毎晩10分ほどですが、就寝前のストレッチは欠かさずに続けています。あとは買い物で歩くように心がけています。
Q.真理子さんはご自身の健康意識をどのように分析されますか。
真理子さん:
健康意識は高いほうだと思います。というのも、以前の職場が関連事業としてがんの最先端治療やエイジングケアを提供するクリニックを運営していたこともあり、当時から定期的に検査やケアを受けるなど、健康に関心を持っています。
ただ、お酒が好きなので30〜40代は飲みすぎているかもしれません……。夫はお酒を飲まないので家で一人で飲むことはしませんが、食事会などで楽しい雰囲気になると、つい飲んでしまいますね。
BrainSuiteの検査を受けたきっかけ
Q. BrainSuiteを受けてみようと思った理由をお聞かせください。
真理子さん:
知人からBrainSuiteについて聞いたことがあったのですが、自分がお酒をよく飲んできたこともあり、漠然と「脳が萎縮していたら嫌だな」とは感じていました。
40歳を過ぎてから人の名前が出てこないことがたまにあり、少し心配になってきたのかもしれません。そこで母と一緒に受けようと思い立ち、話してみました。
和子さん:
私は50代後半に脳検査を受けたことがあり、その時は特に問題はないと言われて安心していました。
しかし、年齢なりの萎縮があると言われて気にはなっていたことと、自分の母は脳動脈瘤があって亡くなったこともあり、そろそろ検査したほうが安心かなと思って受けることにしました。
Q. 脳の疾患に対する不安を抱いたことはありますか。
真理子さん:
祖母は私が小学生の頃にくも膜下出血で亡くなったのですが、私の目の前で倒れて救急車で運ばれ、1ヶ月ほど植物状態になったんです。
それを見ていて、幼い頃から「脳って怖いな」と感じていた気がします。
実際にBrainSuiteの検査を受けてみて
Q. 検査する病院・クリニックはどう選択されましたか。
真理子さん:
BrainSuiteのホームページから受けられる施設を検索し、母と一緒に受けやすいエリアの施設を選びました。
駅から近くて、帰りにランチができる場所、なんて考えながら。施設に直接お電話して予約をしました。
Q. BrainSuiteはどのような流れで進められましたか。
真理子さん:
当日は予約時間の10分前くらいに母と伺いましたが、すぐに受付をしていただけました。
その後の問診は個別でも同時でも良いとのことだったため、母と一緒に診察室に入りました。先生とお話をさせていただいた後、MRIは母から先に進めてもらいました。
おそらく全体で1時間半ほどで、非常にスムーズでした。
認知機能テスト「のうKNOW」は自宅に戻ってから自分の都合のいい時間に受けられるということだったので、後日、それぞれ受けました。
Q. 検査時の感想をお聞かせください。
真理子さん:
MRI自体は30分弱だったでしょうか。ウトウトとしていたら終わった感じです。
撮影後に先生から「特に気になることはないね」と言っていただけて安心しました。
「物忘れがひどいんですけど……」とお伝えしたんですが、『脳としては問題ないよ、人間ってそういうものだから』と諭されました(笑)。
和子さん:
MRIの時間が長く感じたことと、こんなに音がうるさかったかな?というのが気になりました。
「のうKNOW」はゲーム感覚でしたが、右のキーを打とうとして何度か間違って左のキーを打ってしまったことがやや心残りです。
結果確認・フォローアップについて
Q. 結果はいかがでしたか。
真理子さん:
結果レポートはわりと早く届いたのですが、海馬の体積が同性・同世代と比較して小さいと書かれていたので少しショックでした。
ただ、「のうKNOW」は疲れている夜の時間に受けたので、ちょっと失敗したかな……って、これは言い訳ですかね(笑)。
和子さん:
「お母さんの方が数値が良くて羨ましい」と言われたね(笑)。同年代の方と同じくらいという結果にホッとしました。
Q. 結果レポートやMyPageについて、どのような印象を受けましたか。
真理子さん:
海馬体積や占有率が表記されたレポートのファイルと、「のうKNOW」の結果レポートのファイルが分かれて届きました。個人的にはPDFファイルが1つになっているほうが嬉しいです。
MyPageについては、結果レポート自体は1度見たら終わりではあるのですが、動画などのコンテンツはすべて見たと思います。
すごく勉強になりました。
Q. 真理子さんにはオンライン相談もご利用いただきましたが、どんなアドバイスがありましたか。
真理子さん:
トータルで30〜40分くらいだったと思います。
海馬の体積の同性・同世代との比較に関しては、あくまで40代の健康的な人との比較であることをご説明いただいたことで、安心感を得られました。
こうしたフォローアップがあるとないとでは、受ける印象がまったく違いますね。
何をすれば海馬が萎縮せずに済むかを質問すると、大切なのは運動・食事・睡眠であるとは教えていただいたものの、自分としてはわりと気をつけているほう。だとすると……(笑)。先生からも「問題は飲酒かもしれませんね」とご指摘いただき、納得するしかありません。
この言葉を受けて少し気をつけるようになり、酒量は少し減りました。今まではボトルで頼んでしまっていたところを、グラスにするようになった感じです(笑)。
Q.お母様世代にBrainSuiteの検査を受けていただく意義など、お感じになったことはありますか。
真理子さん:
60〜70代にBrainSuiteを受けてもらうことって、安心感につながるのではないでしょうか。
母は平均より良い結果でしたが、やはりホッとしている感じは見てとれました。私自身も娘として安堵した部分があります。
ただMRIの音の大きさや狭い空間は、お年寄りには少し辛い場合があるかもしれませんね。
和子さん:
そうですね。以前にMRIを受けた時にはそこまで気にならなかったのですが、今回は音が若干辛く感じました。
次に受けるとしたら数年くらい先にしたいなと思います。
Q. BrainSuiteの一連のサービスを振り返ってみて、いかがでしょうか。
真理子さん:
MRI検査を受けるという大変さはあるかもしれませんが、BrainSuiteの検査スキームは非常にコンパクトにできていて、とても良いと思います。
私自身は、無理をしてではなく自然に行動を変えようと思えて、お酒の量を調整するようになりました。
アルツハイマー型認知症のご両親を抱えて大変な方ってたくさんいらっしゃいますよね。そういう意味でも、BrainSuiteは、私たち40〜50代の方には目を向けてほしい検査だと感じます。
※ MRIの音量や仕様については施設により差異がございます。お近くの病院・クリニックにお問い合わせください。